今日の投稿は3ヶ月掛かって、ようやく仕上がった品物の御紹介です。
6寸桔梗型五段大徳寺重です。大徳寺重とは、茶懐石に使われる重箱の事です。
この重箱は、義父が残してくれた品物です。作ってから30年以上経っていたので、塗り師さんに塗り直してもらいました。
重箱の曲面は惣輪師(板物の木地師)さんが、全てカンナで削り出して作り上げたものです。
今でも会津にも一人だけ、この技術をお持ちの職人さんはいますが、高価な品になってしまう事でしょう。
蓋が二つありますので、いろいろなバリュエーションで使えます。
ドームでの展示に間に合い、ホッとしています。
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