新しい定盤(じょうばん)が一つ増えました。
亡くなった横浜の叔父の家から持って来た物です。
ホコリをかぶっていたので、こんなに綺麗な物とは思いませんでした。
定盤とは、漆職人の仕事台の事です。
この上で漆を作ったり、パレットの様にも使い、引き出しには道具類を入れます。
職人によって大きさや形も異なりますが、当工房にある5個の定盤とは形が違っています。
こちらが今まで有った定盤です。
並べると違いが解ります。
この部分が一寸、飛び出ているので刷毛を置いた後だと思います。
おそらく、塗り師さんが使っていたのかもしれません。
昔は弟子入りすると木地の定盤が与えられ、年季明けの時に親方から貰う事になっていたそうです。
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