来年のドームに会津若松市が補助し会津漆器の宣伝の為に出店する事になりました。
ドーム関係者と折衝の為、今年のドームに市長をはじめとして商工課の職員達が来ていました。
私は商工課の職員に「若い作り手の発表の場にして欲しい」とお願いしました。
しかし現状は、組合に丸投げし結局は何軒かの問屋が品物を並べる場になってしまいそうです。
担当の問屋の社長に問いただすと、私達が初めてドームに出た時と同じ返事。
「販売は問屋だけ」と言う話でした。
本物の漆器を販売するなら許せますが、職人に仕事を回す漆器も作らず、
若い作り手を育てる力も無い問屋がどんな物を並べるのでしょう。
市では3年間、補助金を出すとの事。
問屋の仕事も無く、自分の品物を発表する場にも困っている後継者達。
若い職人を育てる為に有意義なお金を使って欲しいものです。
彼等を育てなければ、会津漆器の未来は無いと思うのですが。
問屋には危機感が感じられません。
会津漆器はまだ同じ事を繰り返そうとしています。
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