組合には商部と工部があります。
工部には板物木地、丸物木地、丸物塗り、板物塗り、塗装、蒔絵等の部会があります。
以前は各単協として会津漆器協同組合連合会として成り立っていました。
何年か前に商工一本化と言う事で、連合会から協同組合となりました。
一本化と言うと言葉は良いのですが、現実は何も変化はありませんでした。
私も組合の理事を何年か務めましたが、理事会では工部の意見はほとんど通りませんでした。
三役会で決められた事の承認でしかないのが理事会の役目みたいに感じられました。
工部には樹脂の加工、成形、吹付け、スクリーンの仕事をしている方々も多勢いらっしゃいます。
その人達はまだまだ問屋制度での仕事が中心で商部の意見には逆らう事は出来ません。
その方々を悪くは思いません。それぞれの仕事なのですから。
他の産地では手仕事組合というのを聞いた事があります。
会津漆器にも必要だったのかもしれませんね。
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