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会津漆器考 「ドームへの意気込みの違い」

一昨日、会津漆器協同組合の新年会での事。

理事長、市長の挨拶にも2月1日から開催されるテーブルウェアフェスティバルに
市が補助金を出して会津漆器のヴースを設けて出店する事を自慢気に話されていました。

出店するのは9軒の問屋です。
その中の一軒の問屋とドームの話をしました。

問屋曰く「補助金が出るので出店しただけ、売れなかったら来年は出ない。」という事。

思わず私は「ふざけているな!俺たちはリスクを持って19回も出店しているんだ。
お前達と意気込みが違う。そんな気持ちだから会津漆器が駄目になってしまうんだ。」
と怒りを込めて怒鳴りつけてやったら問屋は私の声に驚き、
持っていたビールのグラスを落として割ってしまいました。

市の補助金がこの様に使われている事を残念に思ってしまいました。

他の問屋が同じ考えで無い事を祈ります。


御蒔絵やまうちのホームページは こちら






by yasuthugu | 2015-01-08 04:08 | work & goods | Comments(2)
Commented by 蒔絵師masa at 2015-01-08 09:46 x
「会津漆器」に対する山内さんの情熱を感じる投稿ですね。
ただ、Facebookでもコメントさせていただきましたが、山内さん自身がそういったことに一喜一憂するのをやめてしまってはどうでしょう。

その熱い思いは別の方向に使うべきだと自分は感じます。
伝わらない人間をいさめる時間を、山内さん自身がよしとすることに注げば自ずと賛同者も集まってくると思います。

補助金に関しても賛否両論ありますが、たとえば「拘りの会津漆器」と銘打ち有志者つのり申請してみてはいかがでしょうか。
良い物を作りたいと思いながらも資金面や知識不足で出来ない職人さんもきっといるはず。
複数でやることで一人のリスクも少しは軽減されるでしょう。

時代は信頼できる物、本物を求める方向に動き始めています。
今こそ、動くべき時だと思います。
Commented by yasuthugu at 2015-01-08 17:45
蒔絵師masaさんへ
会津若松市の考えは漆器は一本化で補助金は全て組合を通すという事です。
ただ異業種のグループでしたなら道はあるみたいです。
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