新聞の番組欄で会津が舞台のドラマが放送され蒔絵師という文字を眼にしたので、一寸観てしまいました。
フィクションのドラマに熱くなる必要はないのですが、漆器関係者から見れば間違いだらけの内容でした。
○金虫喰いは蒔絵師の仕事ではなく、塗り師の仕事。
○役者の筆の使い方では、上手な蒔絵師ではなく、訓練校の生徒にも劣る。
○問屋で職人は居ない。
しかし、店頭でアップされた品物の多くが中国製だったのは笑えました。(これが老舗の漆器店とは)
何年か前に当工房も
ドラマに使われました。
その時は監督さんに蒔絵指導と漆の助言を求められて、漆を扱う手先は私の手でした。
今回は誰も漆に関しての指導は無かったのでしょうか?
途中で眠くなり寝てしまいましたので、結末は解りませんでした。
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