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「いっかけ」とり

重箱や杯の縁を金にする事を会津では、「いっかけ」と言います。
漢字では金辺に口と書きます。

昨日、御注文頂いた重箱の「いっかけとり」をしました。
「いっかけ」とり_e0130334_19361179.jpg

その工程です。
先ず金粉を蒔いて二日程乾かし、摺漆を施します。

後ろが摺漆をした重箱で、手前が拭き取った重箱です。
「いっかけ」とり_e0130334_19502894.jpg

その後、漆が乾いたら石砥と油を使って手で磨き上げます。
「いっかけ」とり_e0130334_04023061.jpg

重ねた時も少しだけ金が見え、高級感も出ます。
「いっかけ」とり_e0130334_04023107.jpg





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by yasuthugu | 2015-12-04 04:03 | work & goods | Comments(0)
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