40〜50年前に作られた金地屠蘇器七つ揃い「松喰い鶴」です。
伝統工芸士の舟窪さんの御友人で神奈川にお住まいの方が所有されていた品物です。
デパートでお買いになられたそうですが御高齢の為、舟窪さんにお持ちになられました。
舟窪さんから訓練校の生徒達に見せれば、会津漆器の教材になるのではと私がお預かりしていました。
しかし訓練校の講師を辞めて接点も無くなったので、
舟窪さんと御相談して県立博物館に寄贈する事にさせて頂き納品して来ました。
消金地は会津漆器の伝統技法の一つです。当時は普通の仕事だったと思いますが、今では朱杯などでしか見かけなくなっています。
当時の職人の息使いがうかがわれる様でした。
御蒔絵やまうちのホームページは
こちら