一昨日、修業を終えた美奈がお二人のお客様をお連れして工房に来ました。
誰でも御存知の日本を代表する某筆記具メーカーの方々でした。
紹介を請けて、今までも仕事を頂いてやらせていましたが、
独立したのを機に本格的に仕事をする事になったそうです。
それでわざわざ私の処にまで御挨拶にとの事でした。
お話を聞くと、他の産地でも蒔絵師が高齢化して危機感を感じ、
若い職人を育てる事がメーカーの仕事の一つ言う事でした。
私達の年代は地元の問屋に育てて頂いたのですが、今の会津漆器の現状では難しい事です。
美奈がこの様な考えを持つ相手様と取り引き出来る事になり、一安心致しました。
御丁寧にお土産まで頂きました。
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