会津漆器考「絶滅危惧」

在庫が無くなっていた銚子を作り始めました。円筒型の銚子です。
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塗り師さんの処へ品物を取りに行った時に奥さんから、
この銚子は在庫があるだけで、もう作れないとの事でした。

この形の他の銚子も中塗りの品だけで上塗りは出来ないとの事でした。

会津では銚子を作っている工房は他に無く、会津漆器のアイテムから銚子が消える日も間近な様です。

重箱もそうですが、この先に絶滅危惧種が多いのが会津漆器の現状です。

日本一の生産量を誇っていた漆器産地は、この先どうなって行くのでしょう・・・・

産地の形態が崩壊して行く危機感を持っているのでしょうか。


御蒔絵やまうちのホームページです。



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by yasuthugu | 2017-10-12 03:40 | work & goods | Comments(2)
Commented by M.Yamauchi at 2017-10-12 21:58 x
私が子供の頃、我が町内には有名な造り酒屋をはじめ、塗師、衣桁屋、染物屋、箱屋、筵屋、醤油屋、和菓子屋、桶屋、大工、左官、ウェス屋、そして写真屋、等大勢の職人がいましたが今や造り酒屋以外はすべてなくなりました。
この先、会津はどこに向かっているのでしょうか。
Commented by yasuthugu at 2017-10-13 11:22
そうですね。
昔、当町内も職人町で漆に携わる工房も10軒以上有りましたが、今では当工房を含め3軒だけが細々とやっております。
この3軒は私が最年少で跡継ぎが居らず、近い将来に当町内には漆に携わる職人が居なくなると思われます。
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