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「第25回ふるさと会津工人まつり」震災義捐金の報告

11日、12日に開催された「第25回ふるさと会津工人まつり」にて、工人の皆様が品物を提供して実施された
「東日本大震災チャリティーオークションの店」の売り上げの報告が三島町からありました。

品物は全て完売となり、売り上げ金は568,200円になったそうです。
全て義捐金として福島県災害対策本部に送られるそうです。

一人の力では何も出来ないかもしれませんが、皆が力を合わせれば大きな力になるんですね。
少しでも御協力が出来ました事を嬉しくおもいます。

2日間の来場者は合計18,000人だったそうです。


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by yasuthugu | 2011-06-30 05:44 | event | Comments(0)

こんなに大きくなりました

昨日、植木鉢の雑草を抜いていた妻が「一寸来て!」と私を呼びました。
また何かさせられるのかと思って行ったところ、植木鉢を指差しましたので覗いてみると、6月4日に御紹介したカマキリの赤ちゃんでした。
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3センチ位の大きさで、生まれて3週間程で3倍位の大きさに成長していました。もう、姿は一人前のカマキリですね!


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by yasuthugu | 2011-06-28 08:47 | etc. | Comments(2)

展示会の御案内

「会津漆器職人の会」の展示会のお知らせです。
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この会には私もドームに「会津うるし職人の店」として一緒に出店している塗り師の儀同さん、木地師の三浦さんと共に創立時に入会していました。

自分で造った品物をお客様に直接に販売するという、きっかけを作ってくれた会です。
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メンバーの入れ替わりはありましたが、昔ながらの伝統を守り漆器を造っているの職人のグループです。
メンバーの中には、日展、現代工芸展、伝統工芸展に出品している方もいらっしゃいます。

お時間ございましたなら、お出かけ下さい。



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by yasuthugu | 2011-06-27 09:14 | exhibition | Comments(0)

私なりの品格セット

前回に御紹介した「会津の品格セット」の続きです。案の定、早速に業界関係者からクレームが入りました。

内容は「会津を宣伝しているのに、応援してくれても良いのではないですか。山内さんはこの様なセット、使った事などないんでしょう?」といったものでした。

私は、本物の漆器について説明しましたが、解ってはもらえなかったみたいです。

そこで今回は普段持ち歩いている「ぐい呑、箸、箸置き」を御紹介いたします。

袋は妻に古布を使って作ってもらいました。
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中に入っている品です。
ぐい呑と箸置きは、麻糸乾漆で携帯箸は箸の大手メーカーである兵左衛門さんの「八四郎」の木地を譲ってもらい自分で塗りました。
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私は品格があるなどとは決して思っていませんが、クレームを言ってこられた方に「私なりの品格セット」をお見せします。

いつも持ち歩いているのですが何度、忘れてきた事か解りません。
昨年まで工房にいた朋子が、いつも締まっていてくれましたっけ・・・・



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by yasuthugu | 2011-06-25 09:13 | work & goods | Comments(4)

会津の品格セット

品格と良く使いますが、意味を調べてみると、「その物から感じられるおごそかさ。品位。(三省堂 大辞林)」
類義語としては「格 格調 気品 器量 心」となっています。

下の画像は商工会議所が中心となり会津酒造組合、会津漆器組合が制作した箸とぐい呑を会津木綿の袋に入れた、その名も「会津の品格セット」。
会津土産の代表的な酒、会津塗、会津木綿をセットにしたものです。
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品格とは人によって感じ方は違うと思いますが、皆さんはこのセットに品格を感じられるでしょうか?

この秋に酒造組合の全国大会が会津で開催され「日本酒を会津漆器で乾杯」というイベントが鶴ヶ城の本丸で行われます。
2万人を集めてギネスに挑戦という触れ込みでしたが、震災の影響で挑戦は微妙です。

ここで使われる杯の値段・・・・1個、100円だそうです。

会津、会津漆器の品格が問われます・・・



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by yasuthugu | 2011-06-24 11:29 | etc. | Comments(0)

記念品

2月末に御注文頂きました、品物がが仕上がりました。
10年以上前から毎年、決算記念品としてこの時期に納品させて頂いております。
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今年の品は「夫婦麻糸乾漆フリーカップ 松唐草に紅白梅」です。
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品物と値段はこちらに任せられており、同じものは納品出来ないので毎年悩んでしまいます。

以前、東京から品物を頂かれたお客様が、わざわざ当工房にお出でになられた事も何度かありました。

さて、来年の品は何にするか今から考えておきたいと思います。


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by yasuthugu | 2011-06-23 12:37 | work & goods | Comments(0)

会津漆器技術訓練校、運筆の授業成果

昨日、伝統工芸士の小松さんと2ヶ月間、講師として指導した訓練校の運筆の授業が終了いたしました。

この期間中、小松さんのお父様がお亡くなりになられたので私担当の授業が多くなってしまいました。

皆、真面目で漆かぶれも気にせずに頑張ってくれました。

今年は手板だけではなく組合員の皆様に器物を提供頂き、実践的な練習が出来ました。
御協力いただきました皆様に御礼申し上げます。

静岡県出身の中山さんの成果です。
彼女は名古屋の美術大学で日本画を専攻していたので、このまま漆での表現法を学んで欲しいと思います。
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茨城県出身の小菅さんです。
彼女は茨城大学で学芸員の資格も取得していて、訓練校に入校したいが為、会津の漆器屋さんに1年間勤めていた頑張りやさんです。
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県内、天栄村出身で会津大学短期学部でデザインを学び入校した木村さんの成果です。
彼女は明るい性格で場を和ませてくれ、私としても助かりました。
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最後は地元出身で木村さんとは会津大学短期学部の同級生の大竹さんの成果です。
彼女のお父さんは、私と同じ先生の元で修行した兄弟子です。
小さい頃からお父さんの絵を見て育ったせいか、お父さんの雰囲気を感じました。
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まだ漆筆を持って2ヶ月位なのに、皆自分なりの成果を出してくれました。
これから、いろいろな技法の授業が始まりますので、初心を忘れずに頑張って下さい。

私は8月末に漆絵の授業を担当する事になります。



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by yasuthugu | 2011-06-21 08:50 | work & goods | Comments(2)

漆かぶれ

「漆かぶれ」って御存知ですか?

漆を扱った事がない人は、漆に触れると必ずと言って良い程、肌が赤くなり痒くなります。
ひどい人は顔や柔らかい部分も膨れ上がってしまいます。

今年入校した訓練生も症状が現れてきました。
毎年私は「漆の洗礼を受けて、おめでとう」と言っています。

会津の方言かもしれませんが、「かぶれ」の意味にもう一つの意味があります。
例として「あいつはギターかぶれだ」「あいつは彼女にかぶれている」等と使います。

解りますよね!そうです。熱中している夢中になっている意味で使われます。
こうした意味でも私は訓練生に「もっと漆にかぶれなよ」と付け加えています。


話は変わりますが、はたしてこの会津の業界に「漆かぶれ」の人間はどの位居るでしょうか?

以前、問屋さんの仕事をしていた時の事です。息子さんが工房の玄関まで来て中に入ろうとしません。
どうしたのかなと尋ねたら、「漆にかぶれるのが怖いので、ここで良いです」と言うのです。

○○漆器店と名乗っている問屋の息子が、これではと唖然としてしまった事があります。


もう一つ、新しい品物を生み出そうとして作られたグループに入っていた時の事です。
ある展示会に出展した時に展示以外に販売もしようと言う話が出ました。

私は「会の方向性が違うので反対です。」と言いましたが、大多数の意見で販売もする事になりました。

そこで条件として「自分の手で作った品物だけ」という事にしました。

でもそこに並べられた品は別の品でした。

当時、私が教えていた訓練生(塗り専攻)に描かせた絵が付けられていました。幼稚園生でも描ける様な絵でした。

私は出品したHさんに「これは何ですか?」と尋ねたら、Hさん「こんな絵は蒔絵師さんには描けないだろう!」と堂々と言うのです。

私もカチンとして「こんな絵を描いたら蒔絵師として恥ずかしい」と言い、同じ場所に私の品物も並んでいるのが嫌になり、その場で会を退会し品物を引き下げました。

その後「伝統工芸と未来をつなぐコーディネート」と名乗って会の運営を任せていた会社の人間から連絡がありました。

「Hさんは偉い!プライドのある人が謝っていました。それなのに山内さんは会を辞めてしまった。」と言うのです。

私は「漆に対してプライドのある人間は。初めからあんな事はしない」とだけ言いました。

同調してくれたメンバーも居たのですが退会したのは私だけで、その会も現在活動しています。


皆もっと「漆かぶれ」になりましょうよ! 今回もこんな話題になってしまいました。

画像は工房の仕事場の風景です。(竹田さん提供)
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by yasuthugu | 2011-06-19 10:47 | etc. | Comments(7)

白い紫蘭

皆さんは漆器とはどんな物だとお考えでしょうか? 
 
答えは簡単だと思います。文字通り「漆の器」ですね。
付け加えれば木地・塗り・蒔絵と昔からの技法によって作られた手作りの器だと私は考えます。

ある問屋さんの話です。
「家では会津漆器とは言わずに、会津塗りとして販売している。会津塗りだったら漆を使わず、科学塗料でも会津で塗った品物で通るからね!」

また、この時節になると良くメディアで取り上げられる「ガラス蒔絵風鈴」や年末の「蒔絵年賀状」。

あくまでも蒔絵師としての私の考えですが、「蒔絵とは、漆を使った手描きの絵」というのが本質だと考えます。

漆を用いず手描きでなかったら、せめて「ガラス蒔絵風(まきえふう)風鈴」「蒔絵風年賀状」と表示してもらいたいですね。
メディアの方々も勘違いせずに、漆器を作る若い職人達に眼を向けて欲しいものです。

皆さんも「漆器」と「漆器風器(しっきふううつわ)」を区別して下さい。こんな事ばかり言っているから問屋さんに嫌われるんでしょうね!


今日の画像は庭の「白い紫蘭」
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私は妻に問いかけました。「だったら、白蘭じゃ駄目なの?」
私があまのじゃくなのでしょうか?今日は朝から、愚痴ってしまいました。
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by yasuthugu | 2011-06-17 04:12 | etc. | Comments(7)

行者にんにく

最近いわきでの個展、組合や伝統工芸士会の総会、工人まつりと続き、疲れ気味の日々を送っていました。

そんな時、お客様で群馬の佐々木様から今年も行者にんにくが送られてきました。
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名前の由来は、山にこもる修験道の行者が食べたことからとも、逆にこれを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたとも言われているそうです。
幻の山菜ともいわれて、なかなか口には入らない品です。

私も滋養をつけて、がんばろう!



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by yasuthugu | 2011-06-16 08:15 | food & drink | Comments(0)