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平成26年大晦日

今日で平成26年も終わりです。。
今年は、1月に横浜から会津に引き取った叔父の死からの始まりでした。

2月の東京ドームでのテーブルウェア・フェスティバルを前にした時の事で、
来年のドームを控えて、あたふたしている今、良く叔父を送る事が出来たと思っています。

お陰様で仕事も順調な一年でした。
ドーム、いわきでの展示会等に訓練校の卒業生に声を掛けて参加してもらいました。
来年もこうした機会を作って若い人の発表の場になれば良いと思います。

会津漆器については苦言も多く述べて来ました。
それは何百年も脈々と受け継がれて来た伝統を次の世代に残す事を考えての事です。
耳が痛いと思う方が少しでも居れば会津漆器も変わるのでは・・・・

このブログに移行して閲覧数も10万人を目前となりました。
しかし年々、歳を重ねて毎日の話題にも困る事が多くなり、何時まで続けられるかと思っています。

今日もこれから工房で仕事ですが、元旦、二日は休ませて頂きます。

今日も話題も無いままに終わってしまいそうです。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。



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by yasuthugu | 2014-12-31 04:08 | diary | Comments(0)

朱磨き「菊桐紋様」工程Ⅵ

さて朱磨きの最終段階の磨きの工程です。

ここで用いるのは菜種油と石砥(せきと 砥石の粉)。
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これを指で練り合わせ、絵の上を磨きます。
菜種油と石砥の割合も重要です。
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この工程は会津漆器の伝統技法の一つ平極蒔絵(ひらごくまきえ)と同じです。

蒔き加減によって、磨く時間や艶の出方が異なるので注意しながら磨きます。

粉蒔きが遅いと粉が落ちてしまいます。

左側が磨いた方です。
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これで朱磨き「菊桐紋様」が完成です。

左側が今回制作した銘々皿、右側は30年前に制作したものです。
年代が経っているので、朱が鮮やかになっています。
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描き割りを見ると、少しは上達した様ですね。



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by yasuthugu | 2014-12-30 03:03 | work & goods | Comments(0)

会津漆器考 「若手の意識」

私達が若い頃は今の若手と比べると、もっとがむしゃらに漆に立ち向かっていた様に思われます。

それは仕事が沢山あったからと言われてしまえば、反論はありません。

しかし私達の若い頃は、仕事の合間に職人さんの仕事場にお邪魔して
お話を聞かせて頂いたり、仕事ぶりを見せて頂きました。

人の仕事場を見るというのは、とても勉強になりました。

若手同士で集まって、酒を酌み交わしながら夢も語り合いました。
夢に終わらせるだけでなく、皆で立ち向かっていた様に思われます。

工房にいて仕事を待っているだけでは駄目な時代になると、
自分達で販売も手掛ける様にしました。

販売をするのなら、会津よりも首都圏と夢は現実になって行きました。

私達が雪かきをして小さな道を作っても、後から着いて来る人間がいないと
道はまた雪で埋まってしまいます。



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by yasuthugu | 2014-12-29 03:45 | work & goods | Comments(0)

朱磨き「菊桐紋様」工程Ⅴ

絵が乾いたら摺り漆です。
辺掻き漆を綿で摺り込み、ティッシュペーパーで拭き取ります。
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摺り漆を施した方は朱が鮮やかになります。
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この工程を2回行います。
二度目の摺り漆は樟脳をきらない漆で行います。


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by yasuthugu | 2014-12-28 05:33 | work & goods | Comments(0)

薔薇のコサージュ

妻が今年のクリスマスプレゼントに作った皮製の薔薇のコサージュです。
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中心部には私が漆で貝を貼りました。
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ケースに入れてテープをかけてプレゼントしたそうで、喜んで頂いた様です。


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by yasuthugu | 2014-12-27 03:40 | etc. | Comments(0)

姪の帰郷

昨日は姪の優花が冬休みで帰郷したので、妻の実家でのクリスマスでした。

彼女の今回のお土産はこちらです。
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崩れない様に持って来たという事が、彼女の自慢話でした。

昨夜もノンアルコールでしたので、出された食べ物を全て平らげました。

食後には、普段は口にしないこちらも頂戴しました。
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夜に妻の実家で酒を飲まないのは、結婚以来初めての事でないでしょうか。

この処、妻が酒を飲んで、私が運転するという奇妙な事が起こっています。



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by yasuthugu | 2014-12-26 03:31 | diary | Comments(0)

朱磨き「菊桐紋様」工程Ⅳ

次は菊の花を描きます。
まずは中心部分を描きます。
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この部分は描き割りが難しいので、引っ掻きの方法を用います。
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乾かして菊の花弁を描きます。
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これで粉蒔きは終わりで、湿度を加えた風呂に入れてじっくり乾かします。
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工房にお出でのお客様は皆、漆が乾くのに湿度が必要という事に驚かれます。





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by yasuthugu | 2014-12-25 03:42 | work & goods | Comments(0)

気の合った職人仲間と一足早いクリスマス

昨夜は裏磐梯のホテルに塗り師のFさん、Gさん御夫婦と宿泊しました。
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食事制限は解除されましたが、アルコールはまだ我慢の夜でした。

その後、部屋に集まり、Gさんが持ってきたこんな物で
ゲームをしながら楽しい夜を過ごす事が出来ました。
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露天風呂も雪に囲まれて最高です。
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気の合った仲間と過ごせた楽しい一足早いクリスマスでした。



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by yasuthugu | 2014-12-24 06:23 | diary | Comments(0)

展示会の御案内

只今開催中の漆、磁気、ガラスの四人展です。

当工房で修行し東京で蒔絵師として活動中の山口朋子と、
磐梯町で工房を構えて活動中の塗り師、村上修一君も参加しています。
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寿ぎの器を中心の展示会ですので、御興味の方はお出掛け下さい。

若い作り手には、この様な展示会に前向きに取り組んで欲しいと思います。


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by yasuthugu | 2014-12-23 03:34 | exhibition | Comments(0)

嬉しい報告

一ヶ月程前、山形の中学校の先生が伝統工芸の授業で
漆器を取り上げたいとの事で来訪されました。

品物を御購入頂き、漆の話や工程などを御説明して品物もお貸し致しました。

昨日、雪道の処わざわざ返却にお出でになられ、授業の様子の写真や
生徒さん達のレポートの写しも頂きました。
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当工房の椀とプラスチックの椀を生徒さん達に触れさせ、
実際にお湯を注いで熱の伝わり方も体験させたそうです。

普段、漆器に感心の無い中学校も漆器とプラスチック製のお椀を比較して
漆器の良さを知ったそうです。

日曜日の工房に嬉しい御報告でした。



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by yasuthugu | 2014-12-22 03:56 | diary | Comments(0)