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会津漆器技術訓練校、運筆の授業成果

昨日、伝統工芸士の小松さんと2ヶ月間、講師として指導した訓練校の運筆の授業が終了いたしました。

この期間中、小松さんのお父様がお亡くなりになられたので私担当の授業が多くなってしまいました。

皆、真面目で漆かぶれも気にせずに頑張ってくれました。

今年は手板だけではなく組合員の皆様に器物を提供頂き、実践的な練習が出来ました。
御協力いただきました皆様に御礼申し上げます。

静岡県出身の中山さんの成果です。
彼女は名古屋の美術大学で日本画を専攻していたので、このまま漆での表現法を学んで欲しいと思います。
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茨城県出身の小菅さんです。
彼女は茨城大学で学芸員の資格も取得していて、訓練校に入校したいが為、会津の漆器屋さんに1年間勤めていた頑張りやさんです。
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県内、天栄村出身で会津大学短期学部でデザインを学び入校した木村さんの成果です。
彼女は明るい性格で場を和ませてくれ、私としても助かりました。
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最後は地元出身で木村さんとは会津大学短期学部の同級生の大竹さんの成果です。
彼女のお父さんは、私と同じ先生の元で修行した兄弟子です。
小さい頃からお父さんの絵を見て育ったせいか、お父さんの雰囲気を感じました。
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まだ漆筆を持って2ヶ月位なのに、皆自分なりの成果を出してくれました。
これから、いろいろな技法の授業が始まりますので、初心を忘れずに頑張って下さい。

私は8月末に漆絵の授業を担当する事になります。



御蒔絵やまうちのホームページは こちら
by yasuthugu | 2011-06-21 08:50 | work & goods | Comments(2)
Commented by 蒔絵師masa at 2011-06-21 15:56 x
生徒さんたちの手がけた作品。とてもすがすがしい気持ちになりすね。
蒔絵師として一番大事なのは図案です。プロとして生きていくのにも必要不可欠な事ですよね。
技術は後からついてくる部分がありますが、物を観る感性は日頃から意識して鍛えていないと身につきませんよね。
山内さんの指導をみていると、生きていくための蒔絵を指導されているのが伝わってきます。
Commented by やまうち at 2011-06-22 08:27 x
蒔絵師masaさんへ
ありがとうございます。
私はこの世界に入ったのが、25歳と遅かったので初めは不安ばかりが先走り、この世界でやっていけるのかな等とも考えていました。

若い人を見ていると、私も初心に戻って頑張って行く気になります。

これから8月の漆絵の授業まで暫く、手板の制作と座学になります。
訓練生には一日、一図案、30分は筆を持つ事を宿題にしました。
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