昨日、伝統工芸士の小松さんと2ヶ月間、講師として指導した訓練校の
運筆の授業が終了いたしました。
この期間中、小松さんのお父様がお亡くなりになられたので私担当の授業が多くなってしまいました。
皆、真面目で漆かぶれも気にせずに頑張ってくれました。
今年は手板だけではなく組合員の皆様に器物を提供頂き、実践的な練習が出来ました。
御協力いただきました皆様に御礼申し上げます。
静岡県出身の中山さんの成果です。
彼女は名古屋の美術大学で日本画を専攻していたので、このまま漆での表現法を学んで欲しいと思います。
茨城県出身の小菅さんです。
彼女は茨城大学で学芸員の資格も取得していて、訓練校に入校したいが為、会津の漆器屋さんに1年間勤めていた頑張りやさんです。
県内、天栄村出身で会津大学短期学部でデザインを学び入校した木村さんの成果です。
彼女は明るい性格で場を和ませてくれ、私としても助かりました。
最後は地元出身で木村さんとは会津大学短期学部の同級生の大竹さんの成果です。
彼女のお父さんは、私と同じ先生の元で修行した兄弟子です。
小さい頃からお父さんの絵を見て育ったせいか、お父さんの雰囲気を感じました。
まだ漆筆を持って2ヶ月位なのに、皆自分なりの成果を出してくれました。
これから、いろいろな技法の授業が始まりますので、初心を忘れずに頑張って下さい。
私は8月末に漆絵の授業を担当する事になります。
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