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はにわちゃん

昨日の投稿でネタがないと言いましたが、早速一つ出来ました。

リビングに居た時の事、玄関のポストが開く音と変な音がしました。
気も止めずそのままにしておいたのですが、帰宅した妻が「はにわちゃん!」と大きな声を出しました。

何事かと思ったら、ポストの下に置いた埴輪の置物が粉々になっていました。
はにわちゃん_e0130334_8124073.jpg

ポストには郵便、電気料の通知書、町内の連絡、ポスティングされた広告と入っていたので誰が割ったのかは不明です。
でも植木鉢などを置いていたので、気が付かなかったのかもしれません。

捨てようかと思いましたが、妻が悲しそうな顔をしていましたし、
「はにわちゃん」と名前まで付けていたので、のり漆で修復しようと思います。

元気な頃の「はにわちゃん」です。
はにわちゃん_e0130334_8224048.jpg




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by yasuthugu | 2011-07-15 08:25 | work & goods | Comments(7)
Commented by 蒔絵師masa at 2011-07-15 11:00 x
奥さんのお気持ち、よーくわかります。
というのも以前、母が旅行先から、表情が気にいったらしく、どうしても自分で持って帰るといって風呂敷包みに背負って持ち帰った「信楽焼の狸」を自分の不注意で木っ端みじんに割ってしまったことがあったからです。
そのときの母の悲しそうな顔をみて、ゴミとして出されていた袋のなかから破片をつなぎ合わせて修復をしたことがあります。
漆は使いませんでしたが、ないパーツはパテ材で補修しできる限りわからないように着色も施しました。
出かけていた母が帰ってくるまでの短時間の補修でしたが帰ってきた母は「生き返らせてもらったんや。良かった良かった。」と大喜びでした。
その狸、未だに玄関でお客さんの出入りを見守っています。
頑張って生き返らせてくださいね。
Commented by やまうち at 2011-07-15 13:43 x
蒔絵師masaさんへ
素焼きの置物でしたので、細かい破片を何処に付ければ良いのか迷ってしまいます。
でも出来るだけがんばってみます。
Commented by 蒔絵師masa at 2011-07-16 07:02 x
やってみると、考古学の土器復元作業の凄さがわかりますよね。
Commented by masamin0811 at 2011-07-16 11:51
金継はにわちゃん。神々しい・・・。
Commented by やまうち at 2011-07-16 11:59 x
蒔絵師masaさんへ
そうですね。
博物館などで見ると石膏で固めた位にしか思いませんでしたが、
やってみると神経も使い大変です。

masamin0811さんへ
金にすると、誘拐されそうなので悩んでいます。
Commented by 蒔絵師masa at 2011-07-17 07:41 x
確実に誘拐されますね。銀継ぎにとどめておきましょう。
Commented by やまうち at 2011-07-17 10:07 x
蒔絵師masaさんへ
思い切って、出土品みたいにしようとも思っています。
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