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会津漆器考 蒔絵師になった訳Ⅰ

今日から私が会津漆器に携わってからの事と、会津漆器の現状等を書いてみたいと思います。

先ず第一回目は蒔絵師になった訳。

蒔絵師を志して34年目となります。
志す等と言うとかっこ良く思われますが、決してなりたくてなった仕事ではありませんでした。

その当時(24歳)、私は証券会社の営業マンとして東京の笹塚営業所に勤務していました。
同期入社の中ではトップセールスをして何度か社長賞も貰っていました。
(今と同じ様にお客様に恵まれていたと思います。)

転機となったのは母の死でした。
会津には年老いた祖父と父の男二人になってしまったのです。

告別式が終わって父が、兄と私にどちらかに帰って来て欲しいと話しました。

私は兄と7歳も離れており、わがまま放題に育って来たので、兄貴に決断を委ねました。
兄貴は東京で家庭を持っていたので身軽な私が良いという事になり、私が会津に帰る事となりました。

そこで東京に戻り、会津にも会社の支店が有ったので、転勤願いを出しました。

この処、話題が無いので小分けにしたいと思い、第一回目はここまでです。

画像は今日の誕生日の花、オモダカ(オモダカ科)。
花言葉は「秘めたる慕情・高潔」です。
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by yasuthugu | 2014-08-11 04:11 | etc. | Comments(0)
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