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会津漆器考 弟子入り

会津に帰り、父から蒔絵の仕事を習っても仕方がありませんでした。

と言うのも父は学校の教師の傍ら展覧会への出品や、茶道具を中心にした漆芸家としての作品を作っていたからです。
言わば作品を売らなくても生活には困りませんでした。

私は漆の仕事で生活しなければ成らない立場ですので、父の友人の蒔絵師 曽根卓男先生の13番目の弟子として入門させて頂く事となりました。

当時先生の工房では息子さんと3人のお弟子さんが居られました。
兄弟子の出身は秋田、新潟、金山(会津)で、私より年齢も下でした。
私が年長の弟弟子となったのです。

兄弟子もやり辛かったと思いますが、仕事は仕事と言う立場で私に接してくれました。今でも感謝しております。



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by yasuthugu | 2014-08-27 06:31 | work & goods | Comments(0)
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