先生の工房に入門して6年間が経ち、31歳の春に年季開けとなりました。
先生の工房では会津漆器の蒔絵の技法を全て叩き込まれました。
先生には色々な御言葉を掛けて頂きました。
遅い入門だった事では「泰次、焦る事なんて無い。じっくり覚えれば良いんだ」。
漆の話では「漆は血の一滴だと思って大切に扱え」。
「漆に馬鹿にされるから、決して漆を馬鹿にするな」。
「手を抜くと自分に掛かって来る」等が今でも頭の中に有ります。
辛い時も有りましたが、先生の工房での6年間の修行が無ければ今の自分は無いと思っております。
感謝の言葉しか思い浮かびません。
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