今の会津漆器業界には見当たりませんが、この当時には問屋には
長年勤めている番頭さんがいらっしゃいました。
今の問屋の社長さん方が小さかった頃、子守りしていた方々も多勢いらっしゃいました。
番頭さんの仕事は職人の工房を周って仕事の進み方を見たり、次の仕事の調整が中心でした。
お茶を飲みながらの雑談も多くありましたが、番頭さんは漆の事も
良く知っておられ、勉強になる話も多く聞く事が出来ました。
漆器店と名乗っている以上、当然の事ですが今の問屋には
漆を本当に知っている方は、どの位居るのでしょうか。
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