会津若松には観光地としても多くの方々がお出でになられます。
自然と歴史に恵まれた土地で、震災後は観光客も激減しましたがNHK大河ドラマ
「八重の桜」の効果もあり、少しづつではありますが戻って来た様に思われます。
観光シーズンにはお城の中に出店が並び、お土産などが販売されています。
その中には漆器のお店もありますが、漆器とはかけ離れた品物が並んでいる様です。
会津が好きで何度もお出でになられている方が今年初めて工房にお出でになられました。
何年か前に会津にお出でになられた時にお城で漆器のコーヒーカップを購入されたそうです。
しかし、いつまで経っても匂いがきつく今でも使えないと仰っていました。
値段をお聞きすると、漆で作られた品ではないと思われました。
お客様には木地・塗り・蒔絵の事を良く御説明しましたが、このお客様の様に
漆器と思い込み購入されている方々が多く居るのではないでしょうか。
会津漆器は勿論の事、観光地としてのイメージを落とす事は間違いないと思います。
売り手が正直にお客様に説明してはいないので、この様な事があると思います。
会津には「ならぬことはならぬ」と言う言葉があるはずなのですが・・・
御蒔絵やまうちのホームページは
こちら