前に御紹介致しました黒塗りの屠蘇器と一緒に、ドームで御注文頂きました重箱です。
簡単に手に入ると思って受注させて頂きました。
しかし、職人さんや問屋さんにも聞いても何処にもありませんでした。
もう時間も無いので木地から発注するしかないと思っておりました。
その場合には1客だけとは言えず、値段も高くなり困っておりました。
そんな中、問屋のAさんが時間を割いて探し出してくれました。
それも3客。有難い事です。
中塗りの段階ですので早速、上塗りに出す事にしました。
胴張り三段重は普通の三段重より手が掛かりますが、以前の会津では普通に眼にする事が出来た重箱です。
板木地師、板物塗師さんも激減しており、重箱は近い将来には会津漆器のアイテムから無くなるのではと懸念しております。
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