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会津漆器考「組合事業の下地講習」

麻糸乾漆の下地作業に必要な生漆と砥の粉が少なくなっていたので購入しました。

漆はこの様な容器に入っています。
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漆屋さんによってはプラスチック製の容器も有りますが、やはり漆と言えばこの容器です。

問屋の仕事をしていた頃は下地作業などは展示会用の自分の品物作り位でしたが、
これからの蒔絵師は下地作業や塗り作業も手掛けられた方が良いはずです。

私が下地作業を教えて頂いたのは今から30年以上前の弟子時代で、
組合事業で下地の講習会が開催されて参加させて頂きました。

私が一番若かったので、先生の前が私の席でした。
蒔絵師だけでなく木地師さんも居て、10名程での講習で、職人さんとの交流も出来ました。

先生の工房の仕事が終わってから夜6時から10時まで1年間、組合の2階の作業室で
現代の名工の塗り師さんからみっちり教えて頂きました。

丸物と板物の下地講習がありましたが、私は板物を受講しました。
ヘラ削りから錆作り、錆付け、研ぎと重箱と硯箱の下地作業を繰り返し学びました。
そのお陰で今があると思います。

あの頃の組合事業は有意義で、職人に眼を向けていたものが多かった様に思われます。



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by yasuthugu | 2017-07-28 06:10 | work & goods | Comments(0)
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