以前にもお話したと思いますが、もう会津では出来ない漆器が数多くあります。
深刻なのは重箱などの板物木地と板物塗りです。
需要の減少もありますが、職人の高齢化と後継者が居ない事です。
つい最近では、各地の伝統工芸作家からも仕事を依頼されていた
板物木地で伝統工芸士のOさんも病気だ亡くなられました。
私も小さくて可愛らしい重箱を20客注文していたのですが、夢に終わってしまいました。
問屋では越前漆器に頼んでいるとも聞きます。
板物塗師さんは宮内庁に納める勲章箱の仕事が中心になっています。
塗賃を聞いたら驚きます。数をこなさないといけない仕事です。
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