当工房にある昔の組合員の看板で、祖父の名前が書かれています。
若松市となっているので、会津若松市となった1955年以前ですが、おそらく戦前のものだと思います。
この頃は会津漆器と堂々と名のられる品物を生産していた産地だったはずです。
今は会津漆器協同組合となっていますが、昔ながらの会津漆器を販売している商店は数少ないのが現状です。
組合員の漆器に対する温度差は、中に居る者にしか解りません。
産地に関わらず、この看板の様な漆器作りの同業者の集まりが必要かもしれません。
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