福岡のお店からの御依頼品。
お店が川連の寿次郎さんに塗物を発注して、ドーム前に寿次郎さんから送られて来て
絵付けをし、帰郷後ようやく仕上げを描く事が出来ました。今回は、相手先からの御要望の花を描きました。
花を強調して大きくして欲しいとの事でしたが、バランスがあるので全体的に大きくなってしまいました。
会津漆器でも四半世紀位前までは、木地師、塗り師、蒔絵師の漆職人は問屋からの仕事が全てでした。
自分が木地、塗りをお願いし絵付けした品物を嫁入りさせる事など考えもしませんでした。
現状では問屋の商品は手仕事が薄れており、職人も仕事が無く後継者も育っていません。
一部では会津漆器の無形文化財登録の動きがありますが、仕事が無い産地での登録は無意味な話です。
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