今日は3月11日。東日本大震災から9年目です。
コロナウィルスの影響で各地での慰霊祭も中止や縮小されて執り行われます。
もう9年、未だ9年。それぞれの思いは違うかもしれません。
特に福島県はその後に起こる原発事故で故郷を追われ、未だ帰れない人々が数多く存在します。
福島県伝統工芸士会の仲間だった大堀相馬焼の会員達も、浪江の仕事場を追われ廃業されました。
前の年の9月に伝統工芸士会で浪江に旅行に行った時に工房を拝見して御馳走になった事は忘れられません。
もし私がその立場で、故郷を無くし仕事も無くすと言う事など想像さえ出来ません。
未だ9年。
今日は一日、工房でラジオを聴きながら追悼と慰霊の日を送ります。
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