今年も会津漆器技術後継者訓練校の講師を務めています。
今年の6期生は蒔絵専攻の渡部さん、野田さん。塗り専攻の遠藤さん、大森君、増子君の5人です。15人を越す応募者から選考された若者達です。蒔絵専攻の二人は美術系の大学で、日本画を修得しての入学です。県内だけではなく宮城や名古屋から来ている生徒もいます。
私の担当は漆絵です。ほとんどが蒔絵筆を持つのも初めてで、筆の持ち方からの学習です。朝8時30分から、昼食の45分の休憩をはさみ午後5時15分までの授業です。
皆、静まりかえった中で一生懸命に立ち向かっています。
昨年教えた5期生はもう卒業制作に取りかかっています。乾漆のオブジェや2メートルを越す仏像の制作に励む生徒もいます。2年生になると、頼もしさが見られます。会津漆器に新しい風を吹き込んでくれる事を期待します。
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